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はじめてのTOEIC 4種類の英語力
一概に英語が得意とか苦手といっても色々あります。

なぜなら、英語には4種類の能力があるからです。

これから英語を学習しようとお考えの方は、この4種類の能力を意識して学習されることをお勧めします。




[4種類の英語力とは]

@ リーディング力・・・読解力。中学、高校の英語の授業の大部分を占めています。

A ライティング・・・文章力。いわゆる英作文なるもので、私も学生の頃はとても苦手でした。

B リスニング・・・聴解力。要は、英語の聞き取り能力です。TOEICで最も必要とされる能力です。

C スピーキング・・・会話力。殆どの日本人が最も苦手とする能力です。私も、先日、仕事の関係でイギリスの方と話す機会がありましたが、もうシドロモドロして大変でした。


目的別の効果的学習法をこちらで紹介します。
 

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[一般論]

上記4つの各能力は、お互い密接に関係しており、一つの能力だけが高くなることは無い。

それは、リーディング力を上げようとすれば、単語や文法を理解する必要があり、これらの学習は直接的でないが、自然とライティングやリスニング、スピーキングの学習にもなるからだそうです。

リスニングについても同様で、多くの英語を耳から聞くことが、スピーキング学習のアクセントや発音や学習に直接的に関係します。

他の能力についても同様に考えれば直ぐに理解できます。


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[一般論に対する疑問点]

しかし、1つの疑問があるのです。

英語圏で生活しており、リスニング力とスピーキング力は十分であるが、リーディングとライティングが殆ど出来ない人がいるという事である。

識字率というのが公表されている。
これは「文字の読み書きができる人の割合を表している。」

例えば、日本やオランダの識字率は99%であるのに対して、アメリカの識字率は80%と低い。
非公式なデータでは60〜70%とさえ言われている。

原因の一つは移民によるものである。


つまり、リーディング力とライティング力は自ら積極的に学習しなければ殆ど向上しないということである。

しかし、リスニング力とスピーキング力については、英語を母国語とする国で生活するためには基本的には必要(無くてもよい場合もある)なものなので、英語圏で生活することで、比較的容易に日常生活が送れるレベルまでは向上させれるかもしれません。

しかし、英語は果たして必要か?に書いてあるように、努力をしなければ話せるようにはならないのです。


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[結論]

・リスニング力とスピーキング力は、より多くの英語を実際に聞き、話すという経験をつめば、TOEIC 600点レベルまでくらいなら向上させることが出来る。


リーディング力とライティング力は自ら積極的に学習しなければ殆ど伸びない。

・必ずしも4つの能力全てがなくとも生活できる。

リーディング、ライティング力とリスニング、スピーキング力との間には、一般論として考えられているほど強い相関はない。むしろ別の次元で学習する必要がある。

自分の目的に合った英語学習法が必要である。


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