リーディング力向上 |
多読(たどく)
リーディング力を付けるのに何より大切なことは英語の表現になれ、英語を目でみて感覚で読めるようになることである。
そのために、重要なことが多読である。
多読とは文字通り、とにかく多くの英文を読むことである。
最近は、英字新聞やペーパーバックや英語学習用の雑誌など日常で英語を目にする機会が多い。
これらの素材を上手く利用して学習してみては如何でしょうか?
まずは、多読により、語彙力強化と速読力強化を図りましょう。
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スキミング
スキム(skim)とは「すくい取る」と言う意味で、自分に必要な情報のみを探していく読み方のことです。
日常、新聞や雑誌を見るときに我々は、まず自分が必要とする情報が掲載されているかを知るために目次や見出しにざっと目を通します。
これがスキミングです。
これが出来ると、TOEICでは大幅にスコアアップを図ることが出来ます。
まず、目安としては全体の50〜60%程度の内容が理解できることを目指しましょう。
必要なのは、知らない単語は無視することと、理解できない文も無視して、とにかく一通り目を通すのである。
ただし、あまり多くを無視してしまうと内容が全く掴めなくなってしまうので、ある程度の単語力と基本的な文法能力だけは予め付けておきましょう。
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スキャニング
スキャン(scan)とは「検索」のことで、skimとに似ていますが少し異なります。
TOEICでは、スキミングで問題の主題と大体の流れを捉えたら、次に設問を解くことが必要になります。
この設問を解く際に、一言一句読み返す必要は無く、設問の回答に必要なキーワードを設問と選択肢の中から探し出し、そこに関連したキーワードを問題文や図や表などから検索するといういわば、「キーワード」検索をすればよいのです。
このキーワード検索のことをスキャニングと言うのです。
ここで覚えておかなければならないことは、設問に回答するためには必ずしも問題文の詳細を理解していなくとも実際には回答できると言うことです。
このテクニックは単語力、文法力、速読力の総合的な能力が多少要求されます。
しかし、これをマスターすることで大幅に時間削減ができるので是非とも身に付けることをお勧めします。
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ライティング力向上 |
ディクテーション
ディクテーションとは英語の音声を聞き取り、聞こえた英文をノートなどに正確に文字にしていく学習法のことです。
これは、単なるライティングのための学習と言うわけではありません。
耳から英語を聞くためリスニングの学習としても大変効果的です。
正直言ってTOEICで500点以上無いとかなり難しいです。
ディクテーションのポイントは、音声の聞き取りスピードです。
最初のうちは、殆ど聞き取れないこともありますが必ずナチュラルスピードでトレーニングすることです。
また、長い英文の場合には、3回程度繰り返すことが効果的です。
とにかく、できる限り自分の耳だけで英語を聞き取るようにするのです。
このトレーニングを積むことで英語耳が大変鍛えられます。
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リスニング力向上 |
多聴(たちょう)
多聴とは、読んで字の如くとにかく多くの英語を聞くことです。
これにより英語の音に慣れて、大まかな内容を理解する能力と音声自体を聞き取る能力を上げます。
リスニング学習の基本です。
ポイントとしては楽しむために時には洋楽を聴いたりすることをお勧めします。
精聴(せいちょう)
精聴とは、読んで字の如く内容をきちんと理解するためにじっくりと繰り返し聞くことです。
これにより文法や英文の構造についての能力を知らず知らずのうちに上げることが出来ます。
従って、TOEICの文法問題の対策ともなります。
アイ・シャドウイング
アイ・シャドウイングとは英語の音声を聞きながら英文を目で追って確認していく学習法です。
耳と目から英語の情報をえることで、ただ聞いているだけの場合に比べるとより正確な英語が身につきます。
ただし、諸刃の剣的なことがあります。
それは、目で追う作業に注意をしすぎると、ついつい英語を訳す癖が出てしまうことがあるので、リスニング力が返って落ちてしまう場合があるのです。
英語は訳すものではなく感じ取るものです。
つまり英語を英語で理解する必要があるのです。
したがって、ポイントとしては耳で聞き取ることを基本とし目はあくまで、英語を確認するための補助的なものとして使いましょう。
また、聞き取りのスピードもナチュラルスピードで行うようにしましょう。
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スピーキング力向上 |